里庄町内で収集されるごみのうち、家庭から排出される可燃ごみは、約60%を占めており、そのうち約45%を「生ごみ」が占めています。生ごみは約70%が水分で、重たく臭いの出るごみ捨ての天敵です。簡単にできる減量方法をいつか紹介させていただきますので、自分にできそうなものを選んで挑戦してみてください。
燃えるごみには、手付かずのまま廃棄される食材が約16%も含まれています。次の3つの『ない』を心がけるだけで、大幅な改善が期待できますので、是非取り組んでみてください。
1.買いすぎ『ない』
冷蔵庫の中身を把握する・買い物リストを作成する・賞味期限,消費期限を理解する
賞味期限:食品をおいしく食べることが出来る期限。
賞味期限を多少過ぎても食べることができます。
消費期限:安全に食品を食べることができる期限。
消費期限を過ぎたものは食べないでください。
2.作りすぎ『ない』
食べる人の人数や食事量を把握し、適量を調理する・食材を使い切るように献立を考える
3.食べ残さ『ない』
食べきる・皮や芯など切り方を工夫してできるだけ利用する・万が一料理が残ってしまった場合は、弁当や作り置きとして活用する・食材に合った適切な保存を行う・残った食材を利用した料理に挑戦する
生ごみの臭いや重さ対策の一番のポイントは、「濡らさないこと」です。生ごみの水分は、生ごみの臭いの元となるバクテリアの繁殖を加速させるため、少しでも水分を減らすことが大切です。
野菜を洗う前に皮を剥き、濡れていない状態で捨てる・三角コーナーを蛇口から離れたところに設置する・新聞紙等で生ごみ専用ごみ箱を作成する・生ごみを手で絞る・水切りグッズを利用する・天日干しで乾燥させる・風乾させる
生ごみを各家庭で堆肥にして使用したり、乾燥させて重量を減らしたりする方法です。
呼び方 | 特徴 |
---|---|
ボカシ等使用型 |
バケツ等に入れた生ごみにEMぼかしをふりかけ、発酵させることで、堆肥にする。 |
コンポスト型 |
地上式及び埋め込み式生ごみ堆肥化容器(コンポスト)で生ごみを発酵、堆肥化する。 |
電気式生ごみ処理機 |
電気を用いて生ごみを堆肥化するもので、主に次の2種類がある。 |
堆肥化に用いる処理機器の新規設置には、町からの補助金が出る可能性もございますので、是非ご活用ください。