被覆肥料の被膜殻の流出防止対策について
印刷用ページを表示する更新日:2023年4月27日更新
被覆肥料の被膜殻の流出防止にご協力ください
岡山県からのお知らせ
水田では、被覆肥料の肥料成分が溶出した後、被膜殻が水面に浮上し、水田から河川等に流出する可能性があります。
被覆肥料を使用している場合は、浅水代かきを行うほか、田植え前の強制落水を避けるなどの水管理を行うことにより、被膜殻をほ場外に流出させないように注意しましょう。
対策のポイント
畦畔管理(あぜが崩れていないか確認)
・あぜ塗りの徹底やあぜシートを設置する
・止水板はあぜより高くする。
代かき
・入水時までに田面の高低差をなくす。
・代かきは浅水で行う。
田植え
・田植え前の落水は行わず、自然落水で水位を調整する。
施肥
・樹脂を使用していない肥料や、流し込み液肥の活用を検討する。
・堆肥や緑肥などの有機質肥料の導入を検討する。
・土壌診断やJAの栽培暦等により適正施肥に努める。
・施肥量の削減につながる側条施肥技術の導入を検討する。
岡山県「被覆肥料の被膜殻の流出防止対策について」<外部リンク>