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水道事業について

印刷用ページを表示する更新日:2026年9月18日更新

水道のしくみ

水道会計は独立採算制

 水道事業の経営は独立採算制となっています。そのため、いくら赤字となっても、町の税金などで穴埋めすることは出来ません。すべて水道料金でまかなっています。

多額の工事費が必要

 水道施設の建設、改良工事には資金が必要ですが、以前は起債(国などからの借入金)でまかなってきました。借入金は、当然のことながら元金に利息を付けて返済しなければなりません。今後は料金収入の伸びが少ないことが予測されるため、できるだけ自己資金で工事を行うよう努めます。

浄水場施設の共同設置

 笠岡市、浅口市、里庄町の2市1町は、各市町で浄水場施設を建設すると膨大な建設費と維持管理費が負担になるため、共同で用水供給団体(岡山県西南水道企業団)を設立し、浄水を受水しています。

水道管のしくみ

 水をお届けするために、公道に町が埋設した水道管を配水管といいます。配水管は町の所有物で上下水道課が管理を行っています。
 配水管から家庭に引き込まれた給水管、分水栓、止水栓、メーターボックス、蛇口などをひっくるめて「給水装置」と呼びます。「給水装置」は皆さんの所有物です。したがって、給水装置の管理は、皆さんにしていただくことになっています。ただし、配水管からメーターまでは運営上、上下水道課が管理します。

施設の維持管理、更新

 水道事業は施設型産業と言われ、配水池やポンプ施設とともに町内には約100kmの配水管があります。里庄町では、昭和47年の給水開始以来約40年が経過し、今後さらに施設が老朽化していくため、施設を更新するための資金が必要となります。
 現在は、下水道工事に並行して水道管の布設替えを行っています。

水道財政のしくみ

水道料金の流れ

 安全な水を安定的にお届けするために必要な維持管理をする費用は、皆さんからいただく水道料金でまかなっています。また、水道料金収入の中から毎年少しずつ借りたお金の利息を返済しながら水道事業の経営をしています。

令和7年度里庄町水道事業会計決算の概要

 令和7年度の水道事業決算状況は、収入総額 2億3,241万円に対し、支出総額 2億2,188万円で、差引1,053万円の純利益となっています。配水量は2.1%減少し、有収率は96.2%と1.4%減少しています。

収益的収入 (単位:千円)
収入 支出
営業収益

給水収益
(水道料金収入)

202,075 営業費用 原水及び浄水費 123,985
配水及び給水費 17,850
受託工事費 9,354
総係費 12,561
減価償却費 54,895
資産減耗費 2,578
受託工事収益 10,515 その他 561
その他営業収益 3,681 営業外費用 支払利息 51
営業外収益 利息及び配当金 16,019 雑支出 40
他会計補助金 120 特別損失 過年度損益修正損 0
        純利益 10,535
特別利益 過年度損益修正益 0    
合計   232,410 合計 232,410
資本的収支 (単位:千円)
収入 支出
工事負担金 工事負担金 11,691 建設改良費 配水設備費 62,140
出資金 他会計出資金 1,240 営業設備費 2,045
補償金 補償金 9,977 企業債償還金 企業債償還金 1,991
内部留保資金 損益勘定留保資金 43,268      
合計   66,176 合計   66,176

内部留保資金とは、減価償却費など、実際にお金の支出がない費用計上によって生じた資金のことを言います。主な建設改良工事は、下水道工事に関連した配水管布設替工事、県道六条院東里庄線公共道路工事に伴う配水管本設工事です。
令和8年度には、近年の急激な社会情勢の変化による工事費や人件費の高騰、大規模地震等災害に備える耐震化加速に要する費用などの増加、人口減少に伴う水道料金収入の減少により、事業継続に必要な資金の確保が困難となるため、令和8年10月に水道料金を改定します。また、料金改定と併せて、令和8年3月に水道事業ビジョン・経営戦略の改訂を行い、今後は新たな計画に基づいて、経営の合理化・効率化など、一層の経営改革に取り組み、持続的な経営を目指します。

比較貸借対照表 (単位:千円)
借方 貸方
科目 金額 対前年比% 構成比% 科目 金額 対前年比% 構成比%
有形固定資産

1,430,872

100.7 83.3 企業債 0 0 0.6
無形固定資産 0 100.0 引当金 10,300 100.0
投資 3,461 100.0 固定負債(計) 10,300 100.0
固定資産(計) 1,434,333 100.7 企業債 0 0 2.0
現金預金 218,775 100.8 16.7 預り金 16,512 99.4
貯蔵品

5,396

108.4 未払金 17,702 79.4
未収金 37,286 92.9 引当金 548 106.6
前払金 26,576 124.3 流動負債(計) 34,762 84.0
流動資産(計) 288,033 101.6 長期前受金 405,699 102.5 23.6
建設仮勘定長期前受金 163 -
        繰延収益(計) 405,862 102.5
        自己資本金 1,162,073 101.0 67.5
        借入資本金 0 100.0
        資本金(計) 1,162,073 101.0
        資本剰余金 54,174 100.0 6.3
        利益剰余金 55,195 101.0
        剰余金(計) 109,369 100.5
合計 1,722,366

100.9

100.0 合計 1,722,366 100.9 100.0

※再投資資金の確保のため、資産の伸び率3%を経営目標としている。

 

基本計画(里庄町水道事業ビジョン・経営戦略)

 本町では、厚生労働省の新水道ビジョンの概念や、総務省の経営戦略の策定方針のもと、旧ビジョンの目標・施策などを踏まえて現状の分析・評価を行い、今後の課題や環境の変化に適切に対応するため、長期的な視点で新たな目標を掲げるとともに、実現に向けた方策を検討しました。

 これらを集約して、今後も安全・強靱かつ持続的な水道事業経営を行っていくための施策として、里庄町水道事業ビジョン・経営戦略(計画期間:令和3年度~令和17年度)を策定しました。

 里庄町水道事業ビジョン・経営戦略 [PDFファイル/3.51MB]

里庄町水道事業ビジョン・経営戦略の改訂について

 里庄町水道事業の水道料金は、平成9年の改定以降、消費税率変更を除き28年間一度も値上げをすることなく、現行の水道料金を維持してきました。

 しかし、近年の急激な社会情勢の変化による工事費や人件費の高騰、大規模地震等災害に備える耐震化加速に要する費用などの増加は、避けられないのが現状です。

 その一方、人口減少に伴う水道料金収入の減少が続き、事業継続に必要な資金確保が困難となることが明らかであり、現行の料金体系のまま事業経営を継続した場合、当年度純利益は減少し、令和10年度には赤字経営となる見通しであることから、令和4年3月に策定した里庄町水道事業ビジョン・経営戦略を見直し、内容の改訂を行いました。

 主な改訂内容は、「水道事業の概要と現状」及び「投資・財政計画」で、令和3年度~令和6年度の決算に基づき、予測し直し(計画期間:令和3年度~令和17年度)ました。

 里庄町水道事業ビジョン・経営戦略 改訂版 [PDFファイル/2.67MB]

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